トリガミリスクは高め_ボックス買いの注意点やおもしろさ

ボックス買いについて、競艇で活用する事例を交えながら解説しています。3連複と3連単ボックス買いで実際に得られる払戻金を見ながら比較した結果や、蛭子買いなどボックス買いを活用した手法の紹介もあるのでチェックしてみてください。

ボックス買いについて

ステージ上に置かれたWINのオブジェクト

ボックス買いとは、選択した番号の艇を全て同じ金額で均等かつ全通り買うことです。
競艇では3連単で使われることが多いものの、競馬や競輪など他の公営ギャンブルに比べてボックス買いの活用事例が少ないです。
ボックス買いの仕組みをはじめ、舟券予想で活用する際のポイントや注意点をまとめました。

ボックス買いの主な事例

ボックス買いの仕組みを理解するには、実際の購入事例をご覧頂くと分かりやすいです。

●例1:3連単BOX「1.2.3」各100円
1→2→3
1→3→2
2→1→3
2→3→1
3→1→2
3→2→1
計6点、合計600円

●例2:3連単BOX「1.2.3.4」各100円
1→2→3
1→2→4
1→3→2
1→3→4
1→4→2
1→4→3
2→1→3
2→1→4
2→3→1
2→3→4
2→4→1
2→4→3
3→1→2
3→1→4
3→2→1
3→2→4
3→4→1
3→4→2
4→1→2
4→1→3
4→2→1
4→2→3
4→3→1
4→3→2
計24点、合計2,400円

●例3:3連複BOX「1.2.3.4」各100円
1-2-3
1-2-4
1-3-4
2-3-4
計4点 合計400円

●3連単ボックスの組み合わせ数
3点:6通り
4点:24通り
5点:60通り
6点:120通り

競艇は6艇立てなので、6点は総組み合わせ数になり、必ず的中します。
ご覧の通り、ボックス買いを活用すれば、簡単に複数の組み合わせの舟券を買える仕組みです。

1.2着のボックス流し(フォーメーション)

競艇では1着と2着をボックスにして3着を残りの4艇と総組み合わせするボックス買いが人気です。

●例:1.2を1・2着ボックス、3~6を3着流し各100円
1→2→3
1→2→4
1→2→5
1→2→6
2→1→3
2→1→4
2→1→5
2→1→6
計8点 合計800円

この事例では3着に3~6番が入った場合、および2連複1-2の組み合わせになったら的中する買い方です。
こうした変則的な買い方はフォーメーションとも呼ばれています。

3連単ボックス買いVS3連複

3連単ボックスで「1.2.3」を各100円買うのと3連複「1-2-3」を600円買うのは的中条件と投資額が同じです。
この場合、オッズが低い組み合わせで決着した場合は3連複が有利。オッズが高い組み合わせなら3連単有利です。

●事例1:1→2→3の結果で3連単4.5倍、3連複2.3倍だった場合
3連単ボックス:100円×4.5=450円
3連複:600円×2.3倍=1,380円
●事例2:3→2→1の結果で3連単80.3倍、3連複4.0倍だった場合
3連単ボックス:100円×80.3=8,030円
3連複:600円×4.0倍=2,400円

こちらは人気が高い内枠決着した場合の実際のオッズ事例を元にしています。
外枠を絡めて人気が低い組み合わせだった場合は、3連単ボックスはさらに大きな配当を狙えます。
3連単ボックスと3連複のどちらにするか迷った場合は、本命決着と波乱含みのどちらになるか考えてみてください。

競艇はボックス買いの需要が低い

上述の事例でもあるように、競艇は出走数が少なくて平均配当が低いのでボックス買いをするとトリガミのリスクが高くなります。
そのため、勝率が高い1号艇を外した穴狙いの時などにボックス買いを活用するのがセオリーです。
人気の高い艇を絡める場合はフォーメーションを使うなど、なるべく購入点数を少なくするとよいでしょう。

蛭子さんが考案した蛭子買い

競艇好きで有名な蛭子能収さんが考案したボックス買いが話題になり「蛭子買い」という一つの手法として確立されています。
蛭子買いとは

・3連単ボックス
1.2.5.6:24点
2.3.5:6点
2.4.5:6点
合計36点

上記の組み合わせでボックス買いをする手法で、波乱の展開の舟券を幅広く取れる仕組みです。
全120通り中36点を買うのでトリガミリスクも高くなりますが、「1-2-3」や「1-2-4」など人気の高い組み合わせを入れないことで平均配当が高くなる仕組みです。
波乱が起こりそうな混戦ムードのレースでは。蛭子買いなど購入点数を広げたボックス買いを活用するのも一つの手です。

おわりに

ボックス買いはマークシートの記入を簡略化させるために用意された買い方で、1点ずつの購入でもボックス買いと同条件にすることができます。
競馬など出走数が多いギャンブルではボックス買いを多用する方が多いですが、競艇は波乱要素の高いレースや1番人気が2~3着に落ちそうなレースを見極めて活用することが大切です。
当てやすい舟券の買い方ではありますが、トリガミ(的中しても投資金を回収できない)リスクが高いため、初心者にはおすすめできません。
競艇は出走数が少ない分だけ購入点数を絞り込んだ方がいいです。
穴舟券になる可能性が高いレースを判断できるようになったら、人気薄の艇を絡めたボックス買いを活用してみてください。