オッズはどのように算出しているの?競艇の控除率と計算式を解説

競艇のオッズの計算式は、74.8%の控除率を還元する単純なものではなく、複雑な公式が用意されています。実際のところ、単勝では控除率(還元率)75%超えになることが多く、3連単では控除率の平均が低くなります。当サイトではオッズの算出事例を用意して分かりやすく解説しています。

オッズ計算式

オッズの計算をする黒板と鉛筆と電卓

競艇のオッズは以下の計算式を使っています。

単勝、3連単など的中が1通りの場合

(総売上 ー 的中舟券の投票金額) × 0.9 × 0.82 = 基準値

     ↓

(基準値 + 的中舟券の投票金額) ÷ 的中舟券の投票金額 = オッズ

複勝、拡大2連複、同着の場合

(総売上 ー 的中舟券の投票金額) × 0.9 × 0.82 = 基準値A

     ↓

基準値A ÷ 当たり目の数 = 基準値B
(基準値B + 的中舟券の投票金額) ÷ 的中舟券の投票金額 = オッズ

競艇の控除率は74.8%

競艇の控除率は74.8%

競艇は全券種の合算で控除率(還元率)74.8%です。
たとえば1レースに1,000万円の売上が上がった場合は、払戻金の合計は748万円になる計算です。
実際には、単純計算されたオッズではなく、レース結果によって控除率が若干変わる計算式になっています。

仕組みを解説すると、冒頭で紹介したオッズ算出の公式よりも、さらに複雑な計算式になるので割愛しますが、年間を通じて控除率74.8%前後になるように調整されています。

計算式から傾向をまとめると、人気上位の組み合わせになると控除率が高めになり、穴舟券になると控除率が若干低くなります。

計算の一例
単勝投票金額

1号艇 1,000万円
2号艇 700万円
3号艇 400万円
4号艇 600万円
5号艇 200万円
6号艇 100万円

単勝投票金額合計 3,000万円

1号艇が1着になった場合

3,000万円-1,000万円×0.9×0.82 = 1,476万円
(1476万円+1,000万円)÷1,000万円 = 2.47倍
払戻金額合計:2470万円 → 控除率82.3%

同様の計算で2~5号艇を計算すると

2号艇 3.42倍(79.8%)
3号艇 5.79倍(77.2%)
4号艇 3.95倍(79.0%)
5号艇 11.3倍(75.3%)
6号艇 22.4倍(74.6%)
()内は控除率

端数によって若干の違いはありますが、以下のようなオッズと控除率になります。
必然的に組み合わせが少ない単勝の方が全般的な控除率が高くなり、3連単など総組み合わせの多い券種は控除率が低くなります。
計算事例を元に3連単に置き換えると、3000万円の総売上に対して1番人気が200万円の投票だった場合、もっとも控除率が高い1番人気の組み合わせが75.3%、総組み合わせの大半が平均控除率74.8%より低くなります。

競艇は3連単の組み合わせが競馬(4,896通り)より圧倒的に少ない120通りしかありません。
つまり、3連単で見た場合、競馬や競輪、オートレースよりも競艇の方が有利になりやすいことを意味しています。

オッズの計算式だけを見ると単勝が一番有利なように感じますが、3連単になるほど、根拠のない予想で穴舟券を狙う素人が多くなります。
競艇は全体の投票状況によってオッズが決まるので、ライバルの予想精度が低い3連単は、平均控除率が単勝より低くなっても、中身のある予想をすれば利益を出せるチャンスが大きいです。