【SG第72回ボートレースダービー2025】トップレーサーが頂点を競う伝統のSG。2025年10月21日（火）〜26日（日）、ボートレース津（三重県津市）で開催。茅原悠紀・峰竜太・桐生順平・池田浩二・吉田裕平・関浩哉らが激突し、優勝賞金は4,200万円。前年覇者は桐生順平（4444／埼玉）。本記事では開催概要、シリーズ展望、水面傾向、注目モーター、初日ドリーム戦、イベント情報、アクセスまで実務目線で整理する。
開催日程と基本情報
| 大会名 | SG第72回ボートレースダービー（全日本選手権競走） |
|---|---|
| グレード | SG |
| 開催日程 | 2025年10月21日（火）〜26日（日） |
| 開催場 | ボートレース津（三重県津市）／デイレース |
| 出場選手数 | 52名 |
| 優勝賞金 | 4,200万円 |
| 前年優勝者 | 桐生 順平（4444／埼玉） |
| 出場資格 | 前年度優勝者・前年グランプリ優勝戦出場者6名・直前SGメモリアル優勝者が優先。その他は選考期間（前年8/1〜当年7/31）の勝率上位を基本に選出（一般選出は当年後期A1・90走以上/年間160走以上が要件・事故/処分対象者は除外）。 |
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注目選手とシリーズ展望
選考期間トップの茅原悠紀、王者の勝負勘を誇る峰竜太、前年覇者桐生順平に、通算SG11冠の池田浩二、伸び盛りの吉田裕平、近年の台頭著しい関浩哉が初日ドリームで激突。地元は新田雄史が孤軍奮闘、一般戦V量産の勢いで地元SG制覇を狙う。
茅原 悠紀（岡山）：適用勝率首位でドリーム1号艇。出足寄りの仕上げからイン取り切れば押し切り濃厚。
峰 竜太（佐賀）：高勝率を維持。枠・スタート・展開読みの総合力で再戴冠を虎視眈々。
桐生 順平（埼玉）：昨年は3コース捲りで戴冠。スピード旋回で史上2人目の連覇に挑む。
池田 浩二（愛知）：直近でSG制覇＆通算V100達成。東海水面での信頼度は最上位。
吉田 裕平（愛知）：SGデビューから短期成長を遂げドリーム選出。行き足の良化が鍵。
関 浩哉（群馬）：前回ダービー優出→GPファイナル進出。伸び型作り切れば外枠でも怖い。
新田 雄史（三重）：地元は出足〜回り足で押すタイプ。機の見極め早く、序盤の整備で流れを掴みたい。
加えて、今年のSG覇者西山貴浩・安定勢力白井英治、滋賀の馬場貴也、周年巧者の今垣光太郎、好調久田敏之・岩瀬裕亮・塩田北斗らも上位圏。混戦の中でも「イン音頭」が基本線で、カド周りの破壊力と伸び型の仕上がりが相手探しの焦点になる。
水面特性｜津の秋は比較的安定、基本はイン優位
荒れ水面の印象が強い津だが、ダービー期の秋は風が穏やかで波乱は相対的に発生しにくい。過去の当地SGは優勝戦で1号艇Vが続いており、基本はイン信頼のスタンスが有効。
広いバック側と1マークの振りにより捲り差しが決まりやすい面もあり、機力差が明確な節は3・5コースの一撃が台頭。追い風が強い日は行き足〜伸びが勝負どころ。
初日〜2日目は部品交換・整備の影響が大きく、足合わせ情報の把握が重要。中盤以降は出足型仕上げのインが堅実に押し切る展開が増える。
注目モーター
現行モーターは2024年12月23日から使用。突出した「怪物級」は少ないが、上位機群は明確。Sランクは30・39・37の高2連率トリオに、近走復調著しい31を加えた実戦四天王。とくに31は節によって伸び「節イチ」評価まで跳ねるケースがあり要注視。
次点の69は素性が良く、調整ひとつでAランク相当の出足。数字が平凡でも46・64は体感上位で、プロペラが合えば一気に化ける。抽選結果と節間の足色コメントを追い、機力×コース取りの合致を重視したい。
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初日12R ドリーム戦メンバー
| 枠 | 登番 | 選手名 | 支部 |
|---|---|---|---|
| 1 | 4418 | 茅原 悠紀 | 岡山 |
| 2 | 4320 | 峰 竜太 | 佐賀 |
| 3 | 4444 | 桐生 順平 | 埼玉 |
| 4 | 3941 | 池田 浩二 | 愛知 |
| 5 | 4914 | 吉田 裕平 | 愛知 |
| 6 | 4851 | 関 浩哉 | 群馬 |
※予備：前田 将太（4504／福岡）、山田 康二（4500／佐賀）。欠員時は選出順位順で補充し、枠番は内から順次詰め。
イベント・ファンサービス
10/21（火）：オープニングセレモニー（9:20）／LEDリストバンド先着500・応援ハリセン先着800配布
10/21〜24（火〜金）：ダービートーク＆予想会（1Fツキツクエリア）出演：今村豊／平原康多／池添謙一＋佐藤哲三／青山周平
10/25（土）：お笑いステージ「たむたむ」（12:45／14:15）／キッチンカー増設
10/26（日）：最上もがトーク（12:15／12:45）／矢吹奈子トーク（13:45）／優勝戦出場選手インタビュー（11:15頃）
常設（10/21〜26）：VRスプラッシュ体験（10:00〜16:00・予約制）／JLCグッズ販売／公式生配信「松本バッチのボートでバッチこいX」
グルメ：10/21〜24 入場口東側（ハンサムカレーメイツ／はなまるキッチン／茶エルフ9225）／10/25・26 入場口東側＆水面デッキテラス（タンドリー／北の大地牧場／わらいばキッチンカー／honeyhug／BULL KITCHEN／Ahiru Kitchen）
抽選・CP：10/25・26 未確定舟券抽選会（松阪肉・QUOカード・井村屋羊羹ほか）／GRANDE5カウントダウンCP（LINE抽選・展示）／10/26 マフラータオル抽選（未確定1,000円分）
フィナーレ（10/26）：ウイニングラン（12R直後）／表彰式（16:00・ツッキードーム）
アクセス
〒514-0815 三重県津市藤方637
車：伊勢自動車道「津IC」「久居IC」から約20分（無料駐車場 約2,400台）
電車：近鉄特急「大阪難波」→約90分→「津」／「名古屋」→約50分→「津」
無料バス：津駅（栄町3丁目）／津新町駅（5番）／近鉄平田町駅（2番）／JR伊勢市駅から本場開催日のみ運行（最寄り：米津バス停・所要約20分）
まとめ
秋の津は相対的に安定水面でイン本線。ドリームは茅原の押し切りが軸だが、桐生の自在戦・峰の総合力・池田の東海適性も拮抗。節の主役は抽選モーターと序盤の整備で変わる。四天王級（30・39・37・31）や体感上位（69・46・64）を引いた選手の足色に注目しつつ、進入の変化とスタ展の足色を組み合わせて狙い玉を絞りたい。
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