6艇のみの予想でOK!競艇が稼げるギャンブルである理由

競艇は公営ギャンブルの中でも最も初心者でも稼ぎやすいと言われていますが、その理由は一体なんでしょうか?競馬、競輪、オートレースの売上、3連単の中央値をまとめました。

他のギャンブルとの比較

他のギャンブルより競艇は稼げる?

競艇:1兆2,378億円
中央競馬:2兆7,476億円
地方競馬:5,525億円
競輪:6,400億円
オートレース:659億円

上記は2017年の公営ギャンブルの売上高です。
競艇はマイナーなイメージがありますが、公営ギャンブルの中では中央競馬に次ぐ市場規模を持っています。
ちなみにパチンコ・スロットは年間売上約21兆円規模と言われていますが、近年は衰退の傾向にあります。

競艇の人気の秘密や、メリット・デメリット、特徴を他のギャンブルと比較しながら見ていきましょう。

競艇は開催が豊富

中央競馬は基本的に土日の週2回開催で、季節ごとに2~3会場でローテーション開催をしています。
競艇は全国にボートレース場が24会場あり、大きいボートレース場では、ほぼ毎週開催されています。

レース規模によって1節4~6日開催しています。
ビッグレースがあると、併催を回避するために休む週もありますが、規模の大きい競艇場で見ると平均で月に15日前後開催しています。
場外発売を含めると月に20日以上も舟券を買える環境が用意されています。

つまり、競艇は開催数が他の公営ギャンブルより多く、いつでも楽しめるメリットがあります。
大きな競艇場では1ヶ所だけでも存分に楽しむことができますし、ネット投票を利用すれば、ほぼ毎日何かしらのレースに投票できます。
1節は土日、平日を絡めて連続開催されるので土日休み、平日休みの人など仕事のシフトを問わず利用できます。
分母が大きいので、1レース当たりの売上単価は低めです。

3連単中央値

競艇は公営ギャンブルでもっとも出走数の少ない競技で、3連単の総組み合わせが少ないです。
3連単の平均配当で見ると、中央競馬は20万円を超える年もあります。
実際に20万馬券以上がボンボン出ているワケではなく、ごく稀に出る数千万円の高額配当が平均値を押し上げています。
出走数が多いと、超高額配当が出る可能性があるので、平均値はあまり参考になりません。
中央値で他のギャンブルとの3連単の違いを見てみましょう。

中央競馬:約23,000円
競艇:約7,500円
競輪:約10,000円
オートレース:約5,000円

競艇は当てやすいと言われていますが、3連単になると9人や8車の競輪、オートレスとあまり変わらない頻度でオッズ100倍の万舟券が出ます。
全体的に上位3着の中で2着か3着に人気薄が入り込む比率が高いです。6艇しかいなくて上位を外さない堅い選手がいると残る相手の選択肢が少ないです。

競艇の波乱には根拠がある

  • 選手のランクが高い
  • 枠順
  • モーターの成績

上記が競艇予想で重要な予想材料です。
競艇は1着の選手を当てることは比較的簡単です。逃げが圧倒的に有利な特性があるので、1周目でトップに立てそうな選手を選べば的中する可能性が高いでしょう。
このように強い順で予想する手法は、多くの素人が実践しています。

3つの金塊

競艇で波乱になるレースの多くは起こるべくして起きています。実力やモーター、枠順からどの船番号がやりあうか予想をして、展開から上位に入り込めそうな選手を探すのがプロの手法です。
仮に有利な内枠から強い順に1号艇、2号艇、3号艇と続いたら、大きな波乱もなく人気通りに独走するでしょう。

競艇では、順位争いでバトルをすることで、無駄に大きく膨らんだりスピードを殺しすぎるなどして、先団を走る選手が脱落することが多いです。
起こりうるバトルまで予想すると、そこからフォーメーションで、有力選手のどちらかが脱落すると仮定した買い目を出せるようになります。

内枠有利、モーターの性能差があるなど明確な優劣があり、6艇しかいないからこそ細かい展開まで予測しやすいため、競艇は突き詰めれば稼げるチャンスの大きいギャンブルです。

男女混合戦がある競艇

男女混合で行われる競艇

競馬の藤田菜七子騎手が注目されていますが、まだまだ女性騎手は少ないのが現状です。
それに対し、競艇は女性選手の数が多いというのも特徴の一つです。体重が比較的軽いため、直線でスピードが伸びやすい利点を持ち、男女混合戦で女子選手が勝利するケースも普通にあります。

他の公営ギャンブルと比較

競馬

藤田菜七子騎手をはじめ、一部で女性騎手が活躍中。
ただし、競馬の斤量は馬によって決まるため、女性騎手ならではの有利な要素はほとんどありません。
筋肉量の多い男性騎手の方が、体重移動や踏ん張り、ムチなどの面で若干有利と言えるでしょう。
藤田菜七子騎手は歴代の女性騎手でトップクラスの実績を残して話題になっていますが、それでもリーディングランキングで見ると2019年11月の時点で25位前後に留まります。

競輪

人力で行われるため、圧倒的に男女差があり、男女混合レースはありません。
2012年にガールズケイリンが復活するまでは、長年男性選手だけで行われていた歴史を持ちます。

オートレース

バイクを支える上で体力・筋力が必要になるため女性選手は不利です。
体重制限による男女差もなく、軽すぎても不利になる要素があります。

競艇

男子51kg、女子47kgと最低体重の基準に違いがあるため、女性選手が有利になる場面もあります。
ターンする際などに筋力を要するところは不利ですが、体重制限が男性よりも優遇されているので、加速しやすいなどの利点もあり、実際に混合戦も多数行われています。

女性選手の比率

競馬(JRA)
全選手 136人(2018年)
女性選手 1名
競輪
全選手 約2,200人(2017年)
女性選手 128人(2018年)
オートレース
全選手 約400人(2016年)
女性選手 16名(Wikipediaより)
競艇
全選手 1,585人(2018年)
女性選手 212人(2018年)

ご覧の通り、公営ギャンブルの中で競艇がもっとも女性選手の人数が多く比率が高いことが分かります。
オートレースでも女性選手が重賞で勝利したことはありますが、頻繁に男女混合レースが行われているのは競艇のみです。