北陸日本海唯一の競艇場-ボートレース三国の特徴

三国競艇場(ボートレース三国)は福井県にある北陸と日本海側で全国唯一の競艇場です。冬になると風が強くなる傾向がありますが現在のコースは第1マーク位置の変更で幅広いコースと決まり手が見られるようになりました。冬はモーターの差が大きくなり、分析すると結果を出しやすく玄人好みのコースです。

三国競艇場の基本情報

三国競艇場のトップページ画像 三国競艇場
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三国競艇場(ボートレース三国)は福井県坂井市にある北陸地方および日本海側の地域では全国唯一のボートレース場です。
1953年に九頭竜川の河口付近に開設されて、1968年に現在の場所へ移転しました。
北陸地方の特性から冬になると風が強くなり、三国を主戦場にする選手は風に強いと言われています。
アクセスはJR芦原温泉駅から無料バスで15分、タクシーで10分ほどです。

指定された鉄道の切符または高速道路の利用証明があるとペアシートをプレゼントする取り組みを行っています。
車の場合は最寄りインターが北陸道の金津ICで高速を降りてから15分ほどです。
施設は広いけど、地方のローカル競艇場だけあって年季が入っています。イベント開催もありますが純粋に競艇(舟券購入)を楽しむ方が多いです。

三国競艇場の特徴

海に近いですが、淡水を利用したプールで水質は淡水の中でも硬め。走りづらいと話す選手も多く見られます。
冬に強まる風など地元選手に有利な要素が多いです。以前は1コースが極端に強かったですが、2001年に1ターンマークの位置変更によって、幅広いコースと決まり手が増えました。

コース別成績
(2017.9.1~2018.8.31)

勝率 1着率 2連対率 3連対率
1コース 7.78 53.1% 71.6% 80.2%
2コース 5.95 17.1% 44.3% 63.3%
3コース 5.34 13.2% 33.7% 54.6%
4コース 5.05 10.4% 28.4% 50.3%
5コース 4.05 4.6% 16.5% 34.1%
6コース 2.83 1.6% 5.8% 18.2%

以前に比べて1コースの有利が薄れたとはいえ、50%を超える1着率と約80%の3連対率を確保しています。
1コースが有利な理由の一つは波が荒れやすいことですが、追い風・向かい風を含めて風速6m以上、波高60cm以上になっても1コースが極端に有利になるデータにはなっていません。
コンディションが悪くなると1コースでも無難なレース運びをするのが難しくなり、ちょっとした膨らみや減速などのスキを突かれてしまいます。

参考元:http://www.boatrace-db.net/stadium/ccourse/pid/10/

冬はモーターの差が出やすい

モーターとボートの入れ替え時期は4月で、冬はエンジンが消耗した状態です。
冬は気温と気圧の低下によって、良い状態のエンジンとコンディションが悪くなったエンジンの性能差が顕著に現れます。

冬になると海面の状態が悪いだけではなくモーター抽選の重要性が増えて予想する要素が多くなります。
分析した予想を行えば冬の方が安定した収益を得られやすいです。

主な開催レース

  • 周年記念(G1) 北陸艇王決戦
  • 企業杯(G3) スズキ・カープラザカップ

SG開催実績

1995年 第41回 モーターボート記念
1998年 第3回 オーシャンカップ
2015年 第20回 オーシャンカップ

三国の定期開催レース
季節ごとの特別競走

・初夢賞(正月)
・GW三国ボートフェスタ(ゴールデンウィーク)
・しぶき賞(お盆)

企画番組

・みくにあさイチ 1Rに1号艇を主力A級選手その他をB級選手

・みくにあさガチ 2Rに1号艇と2号艇がA級選手その他をB級選手

・みくにあさズバ 3Rに1号艇と3号艇がA級選手その他をB級選手

・みくにあさトク 1~3号艇をA級選手、4~6号艇をB級選手