福岡競艇場の基本情報
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福岡競艇場(ボートレース福岡)は、福岡県福岡市中央区那の津にある那珂川の河口部に作られた競艇場で、地元の人からは「那の津」と呼ばれています。
1953年にオープンして、その後は近隣に高層ビルが立ち並ぶなど開発が進み、福岡ヤフオクドーム、福岡国際センター、マリンメッセ福岡なども近隣にある都市型競艇場です。
2003年に「明るく開放的な空間」をコンセプトにした中央スタンドがオープンして、それ以前に使われていた西スタンドを解体し現在は芝生広場として解放されています。
アクセスは地下鉄天神駅から徒歩で行くこともできますが、福岡駅からバスを利用する方法が歩く距離が少なくて便利です。
駐車場は有料で、前売り駐車場を利用すれば60分だけ無料になります。
指定席はフリードリンク付き。女性子供ルームの完備や、初心者への講習、予想会などを行う観覧施設のROKU(2017年オープン)があり、複合アミューズメント施設として幅広い層を集客しています。
福岡競艇場の特徴
水面は海ですが、那珂川の河口付近にあるので水質は海水または汽水です。第1ターンマーク部分のみが那須川の河口につきだしています。
満潮になると海水と汽水が混ざり合ってうねりをあげるなど、全国の競艇場の中でも類を見ない特殊性があります。助走距離が180mと全国で最も短く、ダッシュも利きにくいです。ピットは第2ターンの奥に設置する特殊な形状です。
1枠の1コース進入率は98%と高く、枠なりくずれは起こりにくいです。しかしA級選手になると1コースを外枠から取りつつ、鬼門のスタートをクリアしてイン逃げに持ち込むレースも見られます。
1枠を買うときは選手のランクと福岡での成績をチェックしてください。
コース別成績
(2017.9.1~2018.8.31)
勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | |
---|---|---|---|---|
1コース | 7.62 | 49.5 % | 67.8 % | 78.4 % |
2コース | 5.84 | 16.7 % | 42.3 % | 61.0 % |
3コース | 5.58 | 16.9 % | 38.4 % | 57.2 % |
4コース | 5.14 | 10.6 % | 30.5 % | 52.5 % |
5コース | 4.07 | 5.2 % | 16.5 % | 34.9 % |
6コース | 2.77 | 1.2 % | 5.1 % | 17.0 % |
1コースや1枠の不利なレースと言われていますが、直近1年では50%に迫る1着率を残しています。
しかし、荒れたコンディションになると1着の勝率は極端に落ちます。2コース、3コースの成績が良く、真っ直ぐ1マークに入っていきやすいコース形状が有利に働いています。
状況によっては、2枠や3枠を頭にしてみるのも面白いです。
全国の競艇場の中でも江戸川と並んで難コースと言われてます。
選手の福岡における経験値をチェックするのを忘れないようにしましょう。
参考元:http://www.boatrace-db.net/stadium/ccourse/pid/22/
主な開催レース
- 周年記念(G1) 福岡チャンピオンカップ
- 企業杯(G3) 福岡ソフトバンクホークス杯
SG開催実績
1959年 第6回全日本選手権競走
1966年 第12回モーターボート記念競走
1972年 第7回総理大臣杯競走
1972年 第18回モーターボート記念競走
1977年 第24回全日本選手権競走
1979年 第26回全日本選手権競走
1985年 第32回全日本選手権競走
1989年 第35回モーターボート記念競走
1993年 第39回モーターボート記念競走
1996年 第43回全日本選手権競走
1998年 第45回全日本選手権競走
2004年 第39回総理大臣杯競走
2004年 第51回全日本選手権競走
2006年 第53回全日本選手権競走
2007年 第21回賞金王決定戦競走
2007年 第21回賞金王シリーズ戦
2009年 第36回笹川賞競走
2011年 第57回モーターボート記念競走
2012年 第59回全日本選手権競走
2013年 第40回笹川賞競走
2014年 第41回笹川賞競走(ボートレースオールスター)
2016年 第63回全日本選手権競走(ボートレースダービー)
2017年 第44回笹川賞競走(ボートレースオールスター)
2019年 第46回笹川賞競走(ボートレースオールスター) 2019年5月21- 26日開催予定
福岡の定期開催レース
季節ごとの特別競走
・新春開運特選レース(正月)
・どんたく特選レース(ゴールデンウィーク)
・お盆特選レース(お盆)
・歳末特選レース(年末)
・山笠特選レース(7月ころ)