インコース有利の特性-常滑競艇場を攻略しよう

常滑競艇場(ボートレースとこなめ)は愛知県の伊勢湾を活用した競艇場です。広くて追い風が吹きやすいのでインコース有利で、一般戦ではイン狙いの選手をよく見かけます。追い風6m以上になると1コースの勝率が80%を超えるなど、鉄板レースの条件やコース別データを見ながら攻略法を詳しく解説しています。

常滑競艇場の基本情報

常滑競艇場のトップページ画像 常滑競艇場
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常滑競艇場(ボートレースとこなめ)は愛知県常滑市に位置して「とこなめボート」の愛称を持っています。
常滑市が焼き物を名産にしていて、場内に大きな招き猫の焼き物が置いてあります。
アクセスは名鉄常滑駅から徒歩5分で、名古屋より特急利用で30分、車で利用の場合は3,000台収納の無料駐車場を用意されています。

外向発売所のウィンボ常滑を併設していて、中部国際空港とも直結し、中部国際空港セントレアのアクセスプラザ1F小規模場外発売場があります。
施設は3階建て規模は小さめですが、イベントホールの用意があり、場内には名物どて焼きを販売する「とり伊」
のほか、昔ながらの食堂が多数入っています。

常滑競艇場の特徴

海を利用したコースで水質は海水。水門を設けているのでレース中の水位変動は少ないです。
バックストレッチ側の幅は非常に広く、インコースが有利な特性を持ちます。
ベテラン選手や地元選手は積極的にインを狙ってくるので一般戦では枠なりくずれが起こりやすいです。
外側が不利なので内枠選手がインコースを死守しようとするため、重賞や優勝戦など実力選手が集まると枠なり進入が増えます。

伊勢湾に面しているので海からの風が入りやすく、追い風になりやすい立地です。
防風ネットを設置していますが、それでも風の強い日は影響が強くフライングの起こりやすいコースです。
選手の累積事故点数もチェックしてスタート展示からどれくらい攻めてくるのか見極めるとよいでしょう。

コース別成績
(2017.9.1~2018.8.31)

勝率 1着率 2連対率 3連対率
1コース 7.91 56.4% 73.2% 81.2%
2コース 5.51 13.6% 37.7% 57.2%
3コース 5.26 11.4% 34.0% 53.5%
4コース 5.04 10.7% 29.1% 50.3%
5コース 4.22 6.2% 18.8% 37.0%
6コース 3.11 1.7% 7.7% 21.8%

1コース有利な傾向が顕著に現れています。
5コースまでは3着内率が高く、6コースだけは極端に低くなっています。
インコース争いが激しいため、外からのレースでも前や内側でやりあう選手の合間を縫って3着内率に入るチャンスが多いです。
6コースだけは、もともとインコース有利のコース特性の影響で3連対率が低くなっています。
追い風6m以上になると、1コースの1着率は81.2%になり鉄板級です。向かい風6m以上でも1コースの勝率は50%以上をキープしているので割引する必要はありません。

参考元:http://www.boatrace-db.net/stadium/ccourse/pid/08/

このようにある程度枠で着順が計算できるような競艇場で、安定した勝ちを積み続けるには、やはり素人には見えない部分の紛れを活かしていかなければなりません。
そこにはやはり競艇予想サイトの力が必要になってくるわけですが、その中でも特に実績があるサイトを選ぶことが重要になるでしょう。
現在で言えば、「ブルーオーシャン」がその筆頭です。

主な開催レース

  • 周年記念(G1) トコタンキング決定戦
  • 企業杯(G3) INAX杯とこなめ大賞(定期)、中日カップ(東海地区持ち回り)

SG開催実績

1967年 第13回モーターボート記念競走
1974年 第9回総理大臣杯競走
1975年 第2回笹川賞競走
1980年 第26回モーターボート記念競走
1984年 第19回総理大臣杯競走
1994年 第41回全日本選手権競走
1997年 第24回笹川賞競走
2001年 第48回全日本選手権競走
2005年 第32回笹川賞競走
2009年 第12回競艇王チャレンジカップ競走
2013年 第23回グランドチャンピオン決定戦
2019年 第24回 オーシャンカップ(7月10-15日開催予定)

常滑の定期開催レース
季節ごとの特別競走

・新春特別競走(正月)
・チャンピオン大会(ゴールデンウィーク)
・名鉄杯争奪納涼お盆レース(お盆)