静岡県の競艇場「ボートレース浜名湖」の特徴

浜名湖競艇場(ボートレース浜名湖)は静岡県にある浜名湖を活用した日本一の広さを誇る競艇場です。奇数コースやまくりを得意な選手が強いデータなど、最新データに基づいた分析やアクセス、施設の見所をまとめています。

浜名湖競艇場の基本情報

浜名湖競艇場のトップページ画像 浜名湖競艇場
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浜名湖競艇場(ボートレース浜名湖)は名称にある通り、静岡県の浜名湖を活用した競艇場です。
浜名湖の南側を埋め立てて専用コースと観戦スタンドなどの施設を作っています。
東日本で1番最初に作られた歴史を持ちますが1968年に移設を行っているので現在の競艇場単体で見ると全国の中で歴史が浅いです。
アクセスはJR東海道線新居町駅北口より徒歩5分。浜松駅をはじめ無料送迎バスも出ています。
土地柄で車で利用する客が多く、駐車場は全部合わせて4,000台を超える収容を確保しています。

平成30年に有料席をリニューアルして、綺麗に生まれ変わりました。スマホ普及に合わせてコンセントを用意されています。
天気が良い日は水面が透き通って綺麗になり、富士山も見えるので展望の評判が良いです。

浜名湖競艇場の特徴

浜名湖を利用したプールの競走水面で水質は淡水と海水が混ざった汽水です。
競走水面の面積は日本一で広くて走りやすいです。
浜名湖の南側に位置しているので冬になると北西からの影響を受けやすく、インコースの勝率が高くなります。
追い風ではまくり、向かい風ではまくり差しが強くなるので風向きをチェックしておきましょう。

コース別成績
(2017.9.1~2018.8.31)

勝率 1着率 2連対率 3連対率
1コース 7.60 50.7% 68.6% 78.6%
2コース 5.69 16.5% 40.5% 59.8%
3コース 5.28 12.6% 33.0% 53.0%
4コース 5.05 11.5% 29.8% 50.1%
5コース 4.27 6.9% 20.3% 37.6%
6コース 3.16 1.9% 8.5% 21.9%

参考元:http://www.boatrace-db.net/stadium/ccourse/pid/06/

1コースの成績は平均的な水準です。4コースは全国平均を下回り、1.3.5の奇数コースが広いコースを活かした強気な仕掛けで上位に入るケースが多いです。
2コースについては、本来は最初の1マークで差しを選択するのが定石ですが、名湖に関しては2コースからのまくりも決まることが散見されます。

そのため、勝率で見ると2コースが優秀です。浜名湖は2~5コースを買うのがセオリーと言われていますが直近のデータを見ると1・2コースを1着軸にした方が良さそうです。
全国平均よりも、まくりが決まりやすく差しの決まりにくい特性があるので、選手の得意な戦法が影響してきます。

主な開催レース

  • 周年記念(G1) 浜名湖賞
  • 企業杯(G3) 河合楽器スポーツ杯とSUZUKIスピードカップを隔年開催

SG開催実績

1957年 第4回全日本選手権競走
1973年 第8回総理大臣杯競走
1977年 第23回モーターボート記念競走
1979年 第14回総理大臣杯競走
1981年 第28回全日本選手権競走
1984年 第11回笹川賞競走
1988年 第34回モーターボート記念競走
1992年 第38回モーターボート記念競走
1995年 第22回笹川賞競走
2000年 第35回総理大臣杯競走
2001年 第28回笹川賞競走
2004年 第14回グランドチャンピオン決定戦競走
2006年 第16回グランドチャンピオン決定戦競走
2007年 第10回競艇王チャレンジカップ
2008年 第11回競艇王チャレンジカップ
2010年 第37回笹川賞競走
2012年 第39回笹川賞競走
2014年 第24回グランドチャンピオン
2015年 第62回ボートレースダービー(全日本選手権)

浜名湖の定期開催レース
季節ごとの特別競走

・静岡放送・静岡新聞社New Year's Cup(正月)
・浜松市長杯争奪やらまいかカップ(ゴールデンウィーク)
・黒潮杯(お盆)