ボートレース下関|ベテランが強いと言われるレース場の特徴

下関競艇場(ボートレース下関)は2017年4月よりナイター専門として運営しています。横風が強い工業団地の海を使った立地で、コース形状と水面の双方でインコース有利になる要素を与えています。穴狙いであれば5.6コースを狙いましょう。

下関競艇場の基本情報

下関競艇場のトップページ画像 下関競艇場
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下関競艇場(ボートレース下関)は山口県下関市長府地区の工業団地群の一角に位置する競艇場です。
本州の公営競技では最西端になり、2017年4月よりナイター専用競艇場になりました。

ローカルテレビ局でのCM放送が多く、山口県や隣の福岡県は競艇を長年楽しんでいるベテランが多いです。
アクセスはJR長府駅より徒歩3分。JR片道無料サービスを利用していて、乗車証明書とe~ほっ!カードを持参すると最大で970円まで競艇場窓口でチャージをしてもらえます。

工業団地の中にあるため、施設周辺に観光で楽しむ場所は少なく、下関駅周辺のホテルと提携するなど、遠方からの旅打ち需要を取り込もうと様々なキャンペーンを開催しています。
5階建てのスタンドは大型イベントホールがあり、5階はフリードリンク付きロイヤル席(2,000円)、4階は300円の指定席、2階と3階は全席禁煙の一般席です。
フードコートではくじらのカツをパンにはさんだ「くじらロール(250円)が名物です。

下関競艇場の特徴

競走水面は海、水質は海水で工業団地の埋立地の内側に競艇場があります。横風が吹くことが多く、スタートの難しいコースのため、ベテラン選手や地元選手など経験豊富な選手が強いです。
他のナイター場よりも高い位置にあるLEDを使った照明灯の効果で、明るい水面を用意しています。
海とは堤防で仕切っているのですが、大潮の満潮時になると水位が堤防の高さを超えて、直接海からのうねりが入ってきます。

コース別成績
(2017.9.1~2018.8.31)

勝率 1着率 2連対率 3連対率
1コース 8.08 57.6 % 75.4 % 84.2 %
2コース 5.53 13.2 % 37.9 % 57.4 %
3コース 5.24 10.7 % 32.4 % 53.7 %
4コース 5.06 10.6 % 29.7 % 50.3 %
5コース 3.96 5.5 % 16.6 % 33.3 %
6コース 3.13 2.4 % 8.5 % 22.1 %

1コースの勝率は例年全国3本の指に入る高さを見せています。
荒れたコンディションの多いことから、2~4コースの勝率は低めで、5、6コースでも1着率はまずまずの内容です。
明るい証明は選手から好評ですが、夜は水面が荒れやすい傾向があり、18時以降のナイターになると1コースの1着率は65.2%に上昇します。

水面の状態だけではなく、スタートライン通過後に1段階幅員が広くなるコース形状が、イン側でも外に膨らみやすくインコース有利に働いています。

参考元:http://www.boatrace-db.net/stadium/ccourse/pid/19/

主な開催レース

  • 周年記念(G1) 競帝王決定戦
  • 企業杯(G3) 長府製作所杯

SG開催実績

1956年 第2回全国地区対抗競走
1963年 第9回モーターボート記念競走
1970年 第16回モーターボート記念競走
1971年 第17回全国地区対抗競走
1973年 第19回モーターボート記念競走
1975年 第10回総理大臣杯競走
1975年 第21回モーターボート記念競走
1977年 第12回総理大臣杯競走
1982年 第17回総理大臣杯競走
1985年 第31回モーターボート記念競走
1989年 第16回笹川賞競走
1991年 第37回モーターボート記念競走
2000年 第10回グランドチャンピオン決定戦競走
2005年 第15回グランドチャンピオン決定戦競走
2014年 第17回チャレンジカップ競走
2017年 第20回チャレンジカップ競走

下関の定期開催レース
季節ごとの特別競走

・協同組合下関ふく連盟杯争奪お正月特選(正月)
・日本モーターボート選手会会長杯GW特選(ゴールデンウィーク)
・日本財団会長杯スマイルカップレースお盆特選(お盆)

企画番組

・シーモ戦
1Rに1号艇を主力A級選手・他をB級選手

・進入固定競走
5Rは進入固定

・ふく~る戦
7RはA級選手を1・4号艇ともう1艇をA級選手、他3艇はB級選手等